

「Esの方程式」「終末の過ごし方」等のシナリオライターとして知られる大槻涼樹氏率いる新鋭ブランドLost Scriptの処女作「蠅声ノ王(サバエノオウ)」の発売日が、告知されていた1月27日から2月24日に延期となりました。
2月24日といえば奇しくもアレの発売予定日でもあります。大槻氏も「避けたかった」と呟くこの日程。楽しみにしていた二作のエロゲを同時にプレイする技術は持ち合わせていない手前、個人的にもこの延期は少々手痛いものでした。「どっちかもう一ヶ月延期してもいいよ」と言おうにも、それはそれでこちらの発売日と被ってしまうジレンマ。
今回の延期に関して「形として誠意を」との事で、メーカー直販予約分には、蠅声特製六面かきかた半ダースに加え、大槻氏直筆メッセージ付き蠅声ミニ色紙のプレゼントを緊急追加するそうです。面白い作品をプレイさせてくれる事が何よりの誠意とはいえ、延期して当たり前な風潮も漂うこの業界でこのような対応を見ると、否が応にも応援したくなってしまいます。
ロスクリ頑張れ、超頑張れ。
さて、スタッフページではトップで営業部長の24時間を赤裸々に配信したり、2chのレスに脊髄反射してマスコットキャラを作成(25日参照)してみたりと、面白い挙動を見せてくれるロスクリですが、「蠅声」では今からボーイスラブ要素の存在が明かされており、注目している女性ゲーマーも少なくないと思います。
こちらの2日の日記でも
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さてこの蠅声の王[サバエノオウ]、一部でBL臭、
いわゆるボーイズラブの香りがするということで様々な反応をいただいております。
えっと……ほかの吸血鬼ものはちげーの……?(衝撃の無知パワー)
吸血鬼ものにありがちな設定として、
この世界の吸血鬼も基本的には処女・童貞からしか発生しません。
相手が非処女、非童貞である場合は嚼んだ側(吸血鬼)に完全なイニシアチブがあり、
相手をグールとして使役するか、そのまま殺すかが選択可能ですが、
しかし相手が処女あるいは童貞である場合は選択権が発生しないのです。
つまり、嚼んだ相手が“勝手に吸血鬼になってしまう”。
これは考えてみるとけっこう厄介でありまして。
襲った相手が逆襲してきたら吸血鬼VS吸血鬼なもんで、面倒臭いです。
ですので吸血鬼はまず血を吸うとなると、
相手が“男だろうが女だろうがまず犯す”傾向が強うございます。
マガトさんとか、悪傾向のヒト(違)は特に。
一瞬で血液から処女性が失われるワケではないので、それで充分。
もちろん、みんなガチホモというワケではないので(笑)、
性生活上のパートナーに選ぶのは異性が大半となるでしょうが、
そういうワケでこの世界の吸血鬼はワリと性別を気にしません。うん。人間見下しMAX。
貴様は家畜を喰らう都度、その雌雄を気に病むのか?(DIO気味)
(中略)
以上、いかにBL臭が自然なものであるかという解説でありました。
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また、本作のゲストデザイナーであり自社BLゲームのディレクションを経験した某氏も
>未成年淫行ハ違法デモ同性愛ハ合法ネ~。『ろり』ヨリ安全。オォケィ?
と、法的な観点から同性愛の正当性を説いております。
本作のBLに対するこだわり、本物とみた。(ぇー
個人的にキヨタ×クリスの下克上希望なのですが、設定としてキヨタは受け志願の為、(私の)悲願達成なるかは定かではありません。
昔懐かしいゲームブックを模したシステムで進む「蠅声ノ王」、今から真っ先にパラグラフ801に進んでみようと決めている腐女子プレイヤーは私だけではないと信じています。
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