東京魔人學園伝奇シリーズや九龍妖魔學園紀の開発元として知られ、10周年を迎えた電撃PS誌に対し「ザ・プレ休刊おめでとうございます」という祝辞を送る素敵クリエイター・今井秋芳氏が率いるシャウトデザインワークスの公式サイト「真神庵」が今月ついにネット上からその姿を消しました。

2002年にHPリニューアルを宣言して以来長年開店休業状態であり、結局フェードアウトという形で消滅してしまった「真神庵」。このサイトは東京魔人學園伝奇シリーズ第一作目である「東京魔人學園剣風帖」の発売日、1998年6月18日にオープンしました。
「東京魔人學園剣風帖」の名前は、当時電撃プレイステーションを読んでいた方には見覚えのあるものだと思います。初期出荷1万本に届くかどうかという本作が、電撃編集部の猛烈なプッシュにより結果的に10万本以上を売り上げるヒットゲームとなりました。(同じようなパターンの売れ方をした例ではガンパレードマーチなども)
余談ですが、剣風帖と言えばホアアーッ!!ホアーッ!!堀江由衣さん、田村ゆかりさん、浅川悠さんといった今でこそ絶大な人気を誇る女性声優達の養成所時代の演技が聞けるという点でも貴重な作品と思います。
特に堀江さんのもの凄い棒読み抑揚の無い平坦な演技は、ヒロイン・美里葵の暗黒聖女っぷり菩薩的性格の中にミステリアスさが漂う役柄をよく表現していました。
数多の恋愛ゲームに出演し数々の男性を虜にしたほっちゃんの、おそろしく気持ちの篭っていない「好き」を聴けるのは剣風帖だけ!
話を元に戻しまして。
電撃PSのプッシュにより一気に名前が知られた東京魔人學園。豊富なコンテンツを持つ「真神庵」にも多くのファンが押し寄せました。
その盛況ぶりたるや、過度の転送量に悲鳴を上げたプロバイダ(エアネット)が「ドメイン取って自鯖でやれよ!」と警告を出した程。それに対し「ここは私の個人サイトだ」と言って居座り続けた今井秋芳氏もなかなかの人物です。
ゲームの紹介や攻略、BGMや没キャラ・没音声の公開、webラジオ配信の他、時々スタッフや出演声優自らがレスを返してくれる掲示板、チャット部屋と言ったファンコミュニティの場も設けられた「真神庵」のコンテンツの中で一際異彩を放っていたのが「真神学園図書室」の存在。
ファンの同人活動にも好意的だったシャウトが何をとち狂ったか、公式サイトに二次創作小説投稿場を作ってしまったのです。
そして【陽】と【陰】二つの部屋に分かれた図書室のトップには以下のような注意書きが。
>【注意事項】
>18禁・やおいなど、そういった表現が含まれている
>作品は、陰図書室に投稿して下さい。
>こちら(【陰】)は、未成年者に対して、不適切な内容が
>あるかもしれません。未成年者は閲覧しないで下さい。
18禁やおいも全肯定。
年齢制限指定エロコンテンツのあるPSゲームの公式サイトを見たのは、後にも先にも「真神庵」が初めてでした。勿論、最大の突っ込みどころがそこではない事は承知ですが。
スタンダードなやおいカップリングからオリキャラもの、果ては女体化など、絶え間なく投下されるエロ小説の数々。純粋なファンが迂闊に足を踏み入れようものなら一生モノのトラウマになりかねない混沌ぶりでした。
そのカオスの一端は今でもwebアーカイバ上で覗くことが可能です。
「真神庵」は来年から携帯用サイト(携帯電話からアクセスしてください)として再始動する予定です。現在はプレオープンという事ですが、頻繁に更新される今井秋芳氏の日記を読むと、携帯用新作ゲーム「夕暮學園」の開発も進められている模様。公開がとても楽しみです。

腐女子ブログ「発酵少女」はシャウトデザインワークスを応援しています。

2002年にHPリニューアルを宣言して以来長年開店休業状態であり、結局フェードアウトという形で消滅してしまった「真神庵」。このサイトは東京魔人學園伝奇シリーズ第一作目である「東京魔人學園剣風帖」の発売日、1998年6月18日にオープンしました。
「東京魔人學園剣風帖」の名前は、当時電撃プレイステーションを読んでいた方には見覚えのあるものだと思います。初期出荷1万本に届くかどうかという本作が、電撃編集部の猛烈なプッシュにより結果的に10万本以上を売り上げるヒットゲームとなりました。(同じようなパターンの売れ方をした例ではガンパレードマーチなども)
余談ですが、剣風帖と言えば
特に堀江さんの
数多の恋愛ゲームに出演し数々の男性を虜にしたほっちゃんの、おそろしく気持ちの篭っていない「好き」を聴けるのは剣風帖だけ!
話を元に戻しまして。
電撃PSのプッシュにより一気に名前が知られた東京魔人學園。豊富なコンテンツを持つ「真神庵」にも多くのファンが押し寄せました。
その盛況ぶりたるや、過度の転送量に悲鳴を上げたプロバイダ(エアネット)が「ドメイン取って自鯖でやれよ!」と警告を出した程。それに対し「ここは私の個人サイトだ」と言って居座り続けた今井秋芳氏もなかなかの人物です。
ゲームの紹介や攻略、BGMや没キャラ・没音声の公開、webラジオ配信の他、時々スタッフや出演声優自らがレスを返してくれる掲示板、チャット部屋と言ったファンコミュニティの場も設けられた「真神庵」のコンテンツの中で一際異彩を放っていたのが「真神学園図書室」の存在。
ファンの同人活動にも好意的だったシャウトが何をとち狂ったか、公式サイトに二次創作小説投稿場を作ってしまったのです。
そして【陽】と【陰】二つの部屋に分かれた図書室のトップには以下のような注意書きが。
>【注意事項】
>18禁・やおいなど、そういった表現が含まれている
>作品は、陰図書室に投稿して下さい。
>こちら(【陰】)は、未成年者に対して、不適切な内容が
>あるかもしれません。未成年者は閲覧しないで下さい。
18禁やおいも全肯定。
年齢制限指定エロコンテンツのあるPSゲームの公式サイトを見たのは、後にも先にも「真神庵」が初めてでした。勿論、最大の突っ込みどころがそこではない事は承知ですが。
スタンダードなやおいカップリングからオリキャラもの、果ては女体化など、絶え間なく投下されるエロ小説の数々。純粋なファンが迂闊に足を踏み入れようものなら一生モノのトラウマになりかねない混沌ぶりでした。
そのカオスの一端は今でもwebアーカイバ上で覗くことが可能です。
「真神庵」は来年から携帯用サイト(携帯電話からアクセスしてください)として再始動する予定です。現在はプレオープンという事ですが、頻繁に更新される今井秋芳氏の日記を読むと、携帯用新作ゲーム「夕暮學園」の開発も進められている模様。公開がとても楽しみです。

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