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「蠅声の王」デモに隠されたメッセージ



先月も当ブログで取り上げさせていただいた全国のゲームブック好き男子エロゲーマー&ヨーグルト女子ゲーマー期待の新作「蠅声の王」が再度延期、3月24日発売予定と告知されました。
後者の層としては、アレと被っていた2月24日よりも、コレと被る3月24日の方が痛い気もしつつ、引き続きスタッフ様方を応援したいと思います。

ところで、前回の延期の際はお詫びとしてオフィシャル通販の特典に直筆メッセージ付きミニ色紙が追加されましたが、今回は

また、現在までの弊社通販利用者様全員には『蠅声特製六面かきかた半ダース』とは別にもう一点、
『蠅声ミニ色紙』の追加と裏面への制作担当者からの手書きメッセージが一言入る予定ですが、
そこに特製壁紙のダウンロードアドレスとパスワードを追加添附させていただきます。
ご笑納いただければ幸いです。


とのこと。
図らずもどんどんと豪華になっていくオフィシャル通販特典。
アレが同じ対応をしていたら今頃凄い事になっていそうです

ところで、本日公開された店頭宣伝用ムービーの1シーンより。

801


どう見ても801です。本当にありがとうございました。
パラグラフやおいへの期待は膨らむばかりです。
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はじめての幻想水滸伝

コナミの人気RPGシリーズ幻想水滸伝の最新作「幻想水滸伝Ⅴ」が2月23日に発売されます。

TGSや店頭用のムービーの評判も上々、ハードをPS2に移行して以来改革を重ねた(そして悉く不評だった)戦闘システムを1、2のものに近づけたりと既存ファンへのアピールもぬかりなし。「すべてを、奪還する」のキャッチコピーの示すとおり、3と4で失ったファンを奪還できるのか否か気になる本作も、発売を一ヶ月前に控え活発な広報活動が目に付くようになってきました。


そこで先日、
>初めて幻想の世界に興味を持たれた方に、
>幻想水滸伝の面白さはストーリーにあると感じてもらい
>少しでもこの素晴らしさを伝えられたらと思い制作しました。

との触れ込みで更新されたのがこちら、「幻想水滸史伝(Web.Ver)+トレーラー」
とりあえず、何も言わずにこの映像を見ていただきたい。




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411 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 20:34:04
10分弱、結構苦痛だった

417 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 20:37:01
これなんてさわやか3組?

418 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 20:37:30
ずっこけ三人組です

421 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 20:40:18
今見てるんだが俺はどうしたらいいんだ??

438 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 20:48:59
Web Ver.ってことはネットでしか流れないんだよな?よかったよかった

439 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 20:50:11
それにしてもこの実写部分は
一体誰に向けて作ったのだろうか


453 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 21:06:11
これからみるおともだちへ

あたらしいじょうほうがほしいだけなら
9ふん3びょうからでいいよ


465 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2006/01/25(水) 21:20:12
ルクレティアからレレイとかの他にツヴァイクに矢印出てるんだが・・・

てか、なんだろう、今のこのスレの絶望感w
今までがものすごくwktkさせてくれるものばっかりだっただけに反動がすげえwww


558 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 22:24:06
ファンとして正直にブログに書くべきかなこれは…
今後のためにも…


619 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 23:02:44
トレーラー、慣れればいけるかもと思って2回目見てみた
だめだった

トレーラーを見て、開発側が
「最高!何この神トレーラー!俺たちの作った幻想水滸伝の世界を忠実に再現しすぎ!」
とか思ってたらどうしよう
怖い…


627 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 23:08:54
>>619
大人の事情で開発側が「こりゃダメだろ・・・」と思っても世に出さなきゃならない時もあるんだよ
Ⅴ本編は大丈夫だと信じてる


632 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 23:11:18
1か月前にこんなものを公開して不安を煽るとは…

コナミの商法がまるっきり読めない


637 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 23:14:33
シシャドノ、幻水5を買うことに躊躇は無い
4で地に落ちた評価も今は忘れよう
しかしこんなトレーラーを作った広報の思惑、これがわからない


654 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/25(水) 23:24:15
あのトレーラーはネットオンリーの放映で間違いないんだよな?
店で流されたら、俺二度とパンピーの友人達に幻水をアピールできなくなる


799 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/26(木) 01:00:40
まあ、ある意味
ファンの間では長く語り継がれるモノになるかもな>幻想水滸史伝

そう、たとえるならあのモッコスのように…。


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とりあえず

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734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/01/26(木) 00:09:25
トレーラー見た。…うん。なんつーか…。
ゲームの世界観、主題、そういったものを、作者が非常に愛しているのはわかる。
このテーマはゲームという枠に収まらず、一般にも誇れるものなのだという意気込みも。
しかしな…所詮ゲームはゲームなんよ。ヲタクのものなんよ。一般人がこれみて
感動するかといえばまずしない。ゲームのCMだってだけで見ない。そういう
狭い世界なんよ…だから正直に、ヲタに向けてだけ作ればいいと思うよ…。


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広報の在り方というものについて深く考えさせられる出来事でした
腐女子ブログ「発酵少女」は幻想水滸伝Ⅴを応援しています。

DC-FFVIIの すごい 誤植

本日発売のDIRGE of CERBERUS FINAL FANTASY Ⅶより。

と―!


色々なものが台無しだ…!

伝説のやおいアニメ「蒼き狼たちの伝説」

CGモードのサムネイルのナニにモザイクをかけ忘れて回収騒動になったり、BGMの盗作が発覚したり、その影響により、次回作でグリーンリバーライトの歌う素敵なイメージソングがお蔵入りになったりと、何かとBLゲーム界を騒がせた郎猫儿(ランマール)のデビュー作「冤罪」が北米で発売されるそうです。
アメリカでやおいはスラッシュと呼ばれ、一部の女性に熱烈な支持を受けていますが、18禁BLゲームというジャンルにどのような反応が寄せられるのか気になるところです。

さて、アメリカでも高い評価を受けている日本のやおい産業ですが、今回は96年に発売され、現在も日本・海外問わず熱い支持を得ている名作やおいアニメ作品をご紹介したいと思います。

その名も「銀河帝国の滅亡・外伝 蒼き狼たちの伝説」
監督に浦田保則、メカニック・デザインに小林誠、主題歌に石原慎一という布陣で製作された18禁やおいロボットアニメです。

見よ、このクオリティ

アダルトアニメというと、貧相な作画、あってないようなストーリーと、やっつけ感漂う出来が散見される市場ではありますが、そんな中このクオリティを18禁やおいアニメに注ぎ込んだフェニックス・エンタテインメントの野心にはただ頭が下がるばかりです。


壮大なスケールを匂わせるオープニングから転じて突如始まるセクロスシーン。
美少年と、これが北斗の拳なら間違いなく瞬殺ものの巨漢の男がまぐわっております。

マニア向け


「早くイかせてください…!」
「上官に対して口をきくときはサーをつけろと言ったろうが」


あなたはどこのハートマン軍曹かと。

「た、隊長ぉお…っ」「そうか、一緒にイくか」「サー、イエッサー!」

耽美なのか体育会系なのか分かりません。

舞台は西暦2199年。人類が地球外知的生体「アポカリプス」と過酷な戦闘を続けている中、仕官候補生の主人公・ジョナサン(CV・K安T人)が冥王星へ送られるところから物語は始まります。
ルームメイトのレナード(CV・M川T之)とは、出会いこそ最悪ではありながら

ファイト一発したり

ふぁいとおおおいっぱぁあああつ

シミュレーションで急接近したり

訓練でドッキリ


厳しい訓練の中でフラグを立て友情を深め合うジョナサン。


さて、序盤で登場した豚野郎コンチネンタル様
ジョナサンをロックオンした彼は権力を嵩に無理やり忠誠を誓わせようとします。

ターゲットロックオン

「お前は軍人の基本がなっていない。上官への言葉はイエスかノーしか許されておらん!」
「イ、イエッサー!」
「もう一つ!言葉の前にサーを付ける!」
「サー!イエッサー!」
「よぉし、飲み込みが早いぞ…… 服を脱ぎたまえ


筋肉(*´Д`)ハァハァ

この作品は総じて筋肉の描写のこだわりが素晴らしいと思います。

指導指導指導ォォオ!!


「忠誠を誓うか?」「サー…ノーサー!」

「軍人として言っているのではありません!人間としてです!」
「命令は戦場でしてください!」


頑なに忠誠を拒否するジョナサンですが

――人間の尊厳を奪うのはアポカリプスだけじゃない。
いや、人間だからこそ欲望の為に人の尊厳を踏みにじる…なんと醜い…――


コンチネンタル様の横暴な振る舞いにすっかりブルー。


見た目通り粘着なコンチネンタル様は、ジョナサンを諦めてはいませんでした。
訓練と称して衆人の前でジョナサンを滅多打ち。

意外と強い豚

なおも忠誠を強要するコンチネンタル様。

負けるなジョナサン

「どうした降参か?忠誠を誓うなら終わりにしてやっても構わんぞ」
「死んでも言うものか…サー、ノーサー!」


と、ここで救世主が登場!!
「同室者の責任として、自分が相手をします」

強いぞレナード

豚、瞬殺!

豚敗北

そしてジョナサンの怪我を手当てするレナード。
強さと優しさを兼ね添えた理想の攻めです。

愛撫じゃないんですよ

しかし手当ての手付きが怪しかったせいか、ジョナサンにゲイである事がバレてしまったレナード。「ノンケは抱かない」と主張するレナードを前に、突如若かりし日の記憶がフラッシュバックするジョナサン。

目覚めの瞬間

幼い頃、男性の鍛え上げられた身体を見て湧き上がった衝動――

「そうだ…あの時…自分の男根がエレクトしていた」
(K安声でお読み下さい)

エレクトしてます

「自分がたくましく鍛え上げられた肉体になっているのを想像し…」

ナルシストかよ!

なんにせよ、実は既に目覚めていたジョナサン。
そして、目の前のレナードの肉体こそが自分の理想ということに気づきます。

――あの夢の肉体こそ…
あの時の行為は、ナルシズムゆえの行為ではなかったのだ…――


ここぞとばかりに己のナルシスト精神を否定しつつ、これをきっかけに、明らかに身体目当てですがレナードを意識し始めるジョナサン。

さて、いつまでたってもジョナサンを手に入れられないどころか、部下の前で大恥をかかされたコンチネンタル様はとうとう強硬手段に。ジョナサンにスパイ疑惑をかけ無理やり連行、レナードにも連帯責任で営巣入りを命じます。

にーげーてー(゚Д゚;≡;゚Д゚)

とうとう豚の魔手にかかり、荘厳なオーケストラをBGMに処女を散らすジョナサン
ハイレベルな性描写シーンでありながら、あまりありがたみを感じないのは相手が相手だからでしょうか。

キュピーン

一方、ジョナサンのピンチを察知するレナードですが…

時すでに遅し



レナードは見た!

!!

リミットブレイク

「貴様ぁ…」

天誅!!!!

「上官に刃を向ける気か…」
「お前のような外道は許しておけない…!ウオォォォオ!!!!!!
















イタイイタイイタイイタイ


うわぁあああ




事件は秘密裏に処理されつつも、今回の事件をきっかけに最前線へと送られることとなったレナード。

染み込みすぎ

「色んな思い出の染み付いちまったものだが、受け取ってくれるか」
と、よりにもよってコンチネンタル様のイチモツを切り落としたナイフを贈るレナード。
何の嫌がらせでしょうか。

そして――
「今生の思い出に、一夜をくれないか?」

ここでようやく美形同士の濡れ場が発生します。長い道のりでした。

がっちゅん☆

「約束してくれ…もし戦場で変わり果てた俺に出会ったら…お前のこの手で…」


この後に訪れる衝撃の結末は、是非ご自分の目でご確認下さい。
クライマックスの気合いの入った戦闘シーンは、これがやおいアニメであることを完全に忘れさせる熱い出来です。
まぁ、本当のクライマックスはコンチネンタル様のナニ切りシーンなんですけどね。


ところでこの作品、「VOL.1 7番目の男」とサブタイトルがついているように続編の製作が予定されていました。実際、EDのスタッフロールが終わった後、突如謎の新キャラクターが登場し意味深な会話を繰り広げるのですが

つづいてません

諸々の事情により製作は中止となり、結局続編は発売されずじまいに。
その為、現在もファンの間で「たのみこむ」等にて続編製作の嘆願活動が行われています。

長らく幻の作品とされていた「蒼き狼たちの伝説」自体は、昨年アニメレーベル「スラッシュ」からDVDとして再販された為、非常に手に入れやすくなっていますので、興味がある方は是非購入してみてください。ついでに「たのみこむ」で続編製作に賛同してくれると嬉しいです。
仮に続編が決定したとしても、もう受けはやらないと宣言しているK安氏が参加してくれるかは定かではありませんが。


※スタッフクレジットでは声優名が公開されていないため、記事内の声優名は敢えて伏せさせていただきました。

中嶋敦子の偉業

先月、月刊ウイングス連載の人気作、つだみきよ原作「プリンセス・プリンセス」のアニメ化が発表されました。

男子校での男ばかりの生活の潤いとなるべく見目麗しい生徒を選び、校内のイベントの度に女のコの格好をさせるというこの作品。コメディとしてだけではなく、見る者の妄想力によってソフトBLや擬似百合など、多方面に楽しめる良作であります。

さて、アニメ版のキャラクターデザインを担当するのは、その筋の人なら一度は名前を聞いたことがあるであろうベテランアニメーター中嶋敦子さん
アニメーターというと、いかに絵柄をオリジナルの絵に寄せられるかという能力が重要と思われますが、中嶋さんは、どの作品を担当しても自分の絵柄を強く押し出した作画をするという点で、ある意味異色のアニメーターと言えるかもしれません。(とはいえ、古参のアニメーターではそういう方が少なくもないですけど)

そんなわけで、「プリプリ」のキャラクターデザインを彼女が担当すると決定した時点で

どちらさまですか


こうなることは予定調和だったわけで。
強いて言えば髪の色設定あたりに、アニメネギまと同類の「やらかしちゃった感」を感じますが。

さて、遡れば「らんま1/2」「逮捕しちゃうぞ」など主に美少女絵で名前を馳せてきた中嶋さん。最近でも「マリア様がみてる」のEDで非常に良い仕事をしてくれましたが、近年では「プリプリ」に見られるように、女性向けのお仕事も増えている模様。
きっかけは、おそらく週刊少年マガジン連載のキバヤシ原作漫画「ゲットバッカーズ奪還屋」のお仕事ではないかなと思います。

美形男性キャラ目白押し、あからさまに発酵せし乙女のウケを狙ったエピソードも有り、マガジンの中でも多くの女性ファンを抱えていたゲットバッカーズ。アニメ放送開始から半年が過ぎた頃から、アニメージュ誌上に中嶋敦子さん描き下ろしの版権絵が続けて掲載されるようになりました。

これなんてBL?


中嶋さん曰く「編集からラフを貰って描いていた」というこれらの猥褻画像美麗な版権絵ですが、ちょうど同時期に公開された、長いアニメーター仕事歴の中、初めて中嶋さん自らが絵コンテを切り、原画を描いたというアニメ3クール目のEDがこちら


蛮より銀次の方が身長が高いという設定も華麗にスルーした驚愕映像に、普段は閑古鳥のゲットバッカーズアニメスレも、この時ばかりは祭り状態でした。
(知らない人の為に補足しておくと、着物を着た長髪美人はCV保志総一郎の男です)
また、中嶋さんが「ANIME EXPO 2003 in USA」にゲスト出演した際、自分の紹介ビデオにこの映像を使われるという羞恥プレイを受けたそうです。

その後に関わった作品の中でも、「PIECE MAKER」や「tactics」など、元々中嶋さんの絵柄が耽美的である事を差し引いても彼女の担当したシーンだけあからさまにホモホモしいというケースが少なくなく、意図的なのか偶然なのか少々気になるところです。

ゲットバッカーズ以来、中嶋さんにヨーグルト臭漂う版権絵を依頼し続けているアニメージュですが、最近のトリブラの羽根の舞い散る中、カインとアベルが全裸で抱き合っているイラストは、流石に耽美っぷりが笑いの方向に達してしまったなと思わざるを得ませんでした。

このように、美少女描きアニメーターとして知られる反面、女性向けのお仕事に関しても数々の偉業を残している中嶋敦子さん。
「プリプリ」で女性向けアニメの新境地を開いてくれることを期待しています。

エクスカリバーの気持ちが、よくわかるよ

昨年はサザンの力は認めざるを得ないよねさんの「恥ずかしすぎるBL小説の帯たち」の記事をきっかけに、BL世界の狂気トンデモ具合が広く知られることとなりました。(現在は書籍情報ブログとして運営されているため、該当記事は削除されています)

そして数あるアオリ文の中で、特に笑撃を与えたと思われるのがコレ。

僕のエクスカリバー


そう…そのまま飲み込んで。僕のエクスカリバー…

出典やシチュエーションなど様々な議論を呼んだエクスカリバーですが、今回やおい@ふたばにて、ついに作中エクスカリバーを捕捉することができました。

聖剣伝説


すてきだ。晶の中は天国みたいに居心地がいい。
アーサー王に抜かれるまで、誰にも抜くことができなかった
伝説の聖剣エクスカリバーの気持ちが、よくわかるよ



「謝れ!アーサー王に謝れ!!」→騎士道伝説派
「謝れ!ギルガメッシュに謝れ!!」→FF派
「謝れ!セイバーに謝れ!!」→型月派


そもそもエクスカリバーは居心地がよくてずっと刺さってたわけではないと思うのですが、夜人さんには最早そんな事はどうだっていいのでしょうね。

X-BOX360のBL・RPGが発売

先月の記事X-BOX360は次世代女性向けハードかもしれないにて、X-BOX360で発売されるRPG「eM eNCHANT arM」が、如何にヨーグルト臭を振りまいているかをご紹介しました。

一度は延期したこの作品もとうとう来週の12日に発売を迎えるということで、昨日発売されたファミ通にもレビューが掲載されました。
評価は概ね好評。可もなく不可もなく、オーソドックスなRPGとして纏まっている模様。しかしそのレビュー内容にとんでもなく直球な一文が。

>よくも悪くも各キャラの個性が強く、見かたを変えればボーイズラブゲーとしても楽しめるほど

…今まで数々のゲームレビューを読んできましたが、ここまで堂々とBLゲームとしての楽しみ方を推奨された作品は初めて見た気がします。
ちなみに、ファミ通X-BOXのレビューでも「女子ゴコロをくすぐるイケメン悲劇ストーリー」との評価を受けていました。

何はともあれ、BLゲーとして天下のファミ通のお墨付きを受けた「eM eNCHANT arM」。X-BOX360女性ユーザー獲得のきっかけとなってくれれば嬉しいです。

業界初!!池袋にBLカフェがオープン

女オタの聖地として定着しつつある池袋の乙女ロード。
そんな乙女ロードからちょっと離れた一角に、一軒のカフェがオープンしました。

その名もB:Lily-rose

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自分宛に送られてきた一通の封筒。
差出人の名前もないそれには、
三つ折りにされた一枚の手紙が封入されていた。
それにはどこかの住所が番地まで細かく書かれているだけで…
でも何だろう。
不思議と嫌な気分にはならない。
それどころか、まるでこの日を望んでいたかのような胸の高鳴りさえある。
住所の場所へ足を踏み入れたら何かが始まる。
彼女は確信めいたものを感じていた。

手紙からはうっすらと花の香りがした。。。


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上記は公式サイトの案内ページから見られる謎のポエムですが、乙女チックというよりも、むしろそこはかとない電波を感じます。
あと、コンセプトはユリとバラとの事ですが、BLの名前を掲げるならユリは余分じゃないかなぁと思いましたが、現在スタッフとして男装レイヤーを募集中の模様。もしかしてホールスタッフは女性なんでしょうか。つまり、ユリとバラってそういうこと?
とりあえず、我こそは腐女子の妄想の餌食になりたいという方は是非とも応募してみてはいかがでしょうか。

(1/7追記)
現在、サイト全面リニューアルにより上記の案内ページが削除されています。ついでにindexから「BL」の文字も消えています。男装ウエイター(ウエイトレス?)であるというだけでは、BLでも何でもない事に気付いたのでしょうか。(と思ったら、スタッフ同士の絡み写真を撮影させてもらえるサービスもあるようです。なるほどBLだ。)
そして記事中では言及していませんでしたが、あの色んな意味でインパクトのあるトップイラストが下げられてしまったのは心底残念です。いち飲食店としては、現在のサイト構成の方が圧倒的に正しいとは思いますが。



ジクウカン様の記事にてその外観の写真が掲載されていますが、全面ガラス貼り・大画面でBLを放送という仕様のようです。これなんて羞恥プレイ?シャイな乙女にとって入店はある意味、度胸試しにも等しい行為な気がしなくもありません。
もし「行って来たよ!」という方がいらしたら、是非レポなどを聞かせていただけると嬉しいです。また、男性のみの入店はPM2:00~PM6:00に限られているそうなので、ご注意下さい。


個人的に、BLカフェなら「カフェ・リンドバーグ」をモチーフにしたカフェとかに行ってみたいなぁ。

ナムコ期待の女性クリエイター

角川ビーンズ文庫で人気を博し、NHKにてアニメも放送中の人気作品「今日からマ王!」を題材としたゲームが今年、PS2とPCにて発売されます。
PS2版はナムコ、PC版はツーファイブから、それぞれRPG・ADVと異なったジャンルでの発売となるようです。

個人的に注目したいのがPS2版。ナムコから版権ものゲームが発売されること自体が珍しいのですが、「マ王」はナムコとしては初の女性向けゲームという事で、スタッフも女性を中心に構成されている模様。そんな中、この作品のディレクターを勤めるのが篠崎香織さんです。

人気パズルゲーム「ミスタードリラー」シリーズのキャラクターデザイナーとして活躍しておられた篠崎さんですが、Gpara.comのクリエイターズファイルに登場された際のインタビューにて、以下のように語っておられます。

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Q
>自分がプレイしたことのあるゲームの中で、「名作」と呼ぶべきゲーム作品を1タイトル挙げるとすれば何ですか?

A
>あえてひとつあげるならパソコンゲーム『BOY×BOY』です。女の子二人でここまでの作品をやってのけたのは凄いと思います。

Q
>「こんなゲームをつくりたい」「こんなゲームで遊んでみたい」など、今後のゲーム・エンタテイメント業界におけるご自身の展望や、業界全体への希望などをお聞かせ下さい。

A
>学校が舞台のゲームは、一度でいいので作りたいですね。
(中略)
あ、やっぱり一度でなく何度でもやりたいかも、学園モノ。あと、美少年ばかり出てくるゲームをいつか作りたいです。

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素晴らしい御方です。

ちなみに、「BOY×BOY」とは1999年にキングレコードより発売された全年齢向けBLゲーム「BOY×BOY~私立光陵学院誠心寮~」のこと。
石田彰、関俊彦、三木眞一郎、高山みなみといった豪華声優陣が参加しており、石田彰に「生と死は等価値」と言わせたり、高山みなみに「犯人はお前だ!」と言わせたりといった小ネタも効いた素敵な一品です。
現在ソフトはロットアップしているので、おそらく中古購入くらいしか入手手段が無いとは思いますが、機会があれば是非プレイしてみて頂きたい。


現在発売中の女性向けゲーム雑誌B'sLOGでのインタビューでも、「マ王」へ対する愛着に加え、長年女性向けゲームを作りたかったこと、また、主人公は男の子というこだわりがある事を語っていた篠崎さん。

コナミの「ときめきメモリアルGS」やカプコンの「フルハウスキス」のように、大手メーカーが女性向けオリジナルゲームを発表することも最近では珍しい事ではありませんが、その殆どが乙女ゲーム(主人公=プレイヤーキャラクターが女性で、男性キャラを攻略するゲーム)であることも事実です。
「マ王」ゲームの発売も楽しみですが、いつの日かナムコから、彼女の手がけた「男の子が主人公の、美少年ばかり出てくる学園モノゲーム」が発売されることを心待ちにしています。